未分類

【体験談】楽天モバイル後悔するポイント3選。うまく使っていくための方法!

気になる口コミ。楽天モバイルに乗りかえて後悔するポイント3選。

2020年から第四のキャリアとして歩みだした楽天モバイル。

気になっている方も多いとおもいますが、調べていくとどんどんと悪い口コミが目に入ります。

 

これらの口コミ本当なら、チョット乗り換えはためらうわ…という人多いようです。

なかなか周りには使っている人がいない…

『でも実際使っている人に、楽天モバイルはどんなキャリアなのか?』

『乗り換えて後悔していないか?本当に最悪のキャリアなのか?』

聞いてみたいですよね?

 

わたしもサービス開始当初から使っているひとりです。

結論から言えばわたしにとって楽天モバイルは

最悪なキャリアではありませんでした。

最悪なキャリアにならないように対策したこともあります。

 

そこで2020年のサービス開始当初よりずーっと使い続けているわたくしチチ猫が、使い続けてどのように感じているのかお伝えしていきます。

元々キャリアの乗り換えが趣味のようになっているような人間なので、楽天モバイルにも興味津々で乗り換えました。

ひいき目なしに感じたことをお伝えしていきます。

楽天モバイルに対して乗り換えの判断材料になれば幸いです。

もうすぐ2年。楽天モバイルを使って後悔している?

サービス開始当初から使い続けてもうすぐ2年がたとうとしています。

結論から申し上げますと、楽天モバイルに乗り換えたことは

わたしは後悔はしていません!

でも注意すべき点は多いです。

3大キャリアでしか使ったことがなかったような方が、興味本位で乗り換えるときっと後悔すると思います。

使ってみて後悔しそうだな…、ここはまだまだ改善する必要があるな…と感じる部分もありましたので、5つにまとめてみます。

後悔するかも…ポイント①:電波がまだ不安定

以下実際の口コミ

2021年10月現在、電波については特に悪い口コミが多くみられます。

9月前半におきた大規模な通信障害から特に荒れていて、電波の評価は地に落ちた印象です。

電波が悪い・つながらないという評価になる原因として考えられるのは、

  • 電波を飛ばすアンテナが整備されていない、数が足りていない。
  • プラチナバンドをまだ割り当ててもらっていないから。
  • 楽天回線の通信BandはBand3しかない為。

主にこれらが原因です。

アンテナの数が不足している、整備が追い付いていない

第四のキャリアと呼ばれているのは、自社でアンテナ設備を整備するからです。

格安SIMとよばれるMVNO(仮想移動体通信事業者)は、アンテナ設備などは借りて運営しています。

アンテナなどの通信設備を借りることで、設備投資・メンテナンスにかかる費用を節約し格安の料金プランでユーザーに還元しているのです。

アンテナを始めとする設備を一から整備するというのは、当然とてつもない出費がともないます。

すでに3大キャリアが勢力を確定している中で、第四のキャリアとして名乗りをあげたのは楽天にとって大きな挑戦です。

楽天はサービス開始当初2026年夏には人口カバー率96%を目指す。としていましたが、計画は5年前倒しされ2021年夏ごろに同96%を目指すとしていました。

しかし8月の発表では人口カバー率は90%にとどまったことが発表されています。

単純にアンテナの数が足りていない状況はまだ続いていると言わざるを得ません。

プラチナバンドの割り当てがない。通信Band3のみで提供している

通信バンドとは通信に利用する周波数帯のことを指します。

一般的に高周波は高速通信だが、障害物に弱い特徴をもちます。

対して低周波は通信速度は遅くなりますが、障害物には強い特徴をもちます。

キャリアの繋がりやすさを担当しているのは、低周波帯の電波です。

これが『プラチナバンド』と呼ばれています。

設備投資も充分ではない楽天には、まだ通信バンド3というバンドしか割り当てられていません。

これは1.7GHzの高周波です。

各キャリアの対応周波数帯の表です。

700MHz 800MHz 900MHz 1.5GHz  1.7GHz 2.0GHz 3.5GHz 
バンド28 バンド18/26
バンド19/26
バンド8 バンド11 バンド21 バンド3 バンド1 バンド42
ドコモ
au
ソフトバンク
楽天

 

3大キャリアでは様々な場面・場所でつながるように色々な周波数を使って電波を飛ばしているのが分かります。

それに対して楽天モバイルのアンテナで飛ばせる電波の周波数は、1.7GHz帯の周波数1つだけ。

この周波数はつながれば高速通信が可能なので、自宅や良くネットを利用する場所近くにアンテナが設置されたような場合はラッキーです。

料金の上限2,980円で使い放題の状態でストレスなく利用できるでしょう。

楽天エリアはプラチナバンドのかわりにパートナーエリアを提供している

では、建物の中など通信のしづらい場所では楽天モバイルの電波は一切つながらないのでしょうか?

楽天はプラチナバンドの割り当てをまだもらっていません。

しかしそのかわりとして、つながりづらい場所・アンテナがカバーできていないエリアではauの回線を借りて

『パートナーエリア』として提供しています。

しかしこちらを利用する場合は月5GBまでの利用で、最大1Mbpsに速度が制限されてしまいます、注意が必要です。

 

700MHz 800MHz 900MHz 1.5GHz  1.7GHz 2.0GHz 3.5GHz 
バンド28 バンド18/26
バンド19/26
バンド8 バンド11 バンド21 バンド3 バンド1 バンド42
ドコモ
au
ソフトバンク
楽天

先ほどの表でいうと800MHz帯のauの電波、バンド18/26を利用していることがわかります。

楽天エリアから外にでるとこのau回線につながる仕組みになっています。

しかしこの接続の切り替えが、手持ちの機種ではうまくいっていないなどの原因でつながりにくい状況が発生しているようです。

エリアが微妙な場所でつながらないと感じたら、一度機内モードの入り切りを試してみた方が良いでしょう。

回線状況がリセットされてつながる場合があります。

後悔するかも…ポイント②:サポートがひどい

これはわたしも感じています。

口コミでも多くみられます。

ツイッターの口コミでも一番内容が荒れているのはこの内容でした。

わたしが最初に乗り換えた時、楽天エリアではなくパートナーエリアでした。

当初もともと使っていたHUAWEIのhonor9という機種を、SIMのみ差し替えて使おうと思っていましたが、パートナーエリアのバンド18/26に非対応の機種でつながりませんでした。

そのことに全く気付かづ申し込んでしまったわたし。

当然つながらず困ってしまいました。

そんな時はやはりサポートに頼りますよね…。

でも楽天のサポートは基本チャット形式のサポートしかなく、向こうの都合でしかつながりません。

チャットの返信も数日後だったと思います。

そのころまでには自分で問題を解決していたので、

『なんて意味のないサポートなんだろう…』

と感じたことを覚えています。

 

その後も何回かサポートを利用する機会があったと思いますが、現状変わっていないようです。

乗り換えはけっこう不安の多い作業で、難しいポイントもありますのでサポートがちゃんとしていないと選択肢から外れてしまいますよね。

わたしは何度も自分で乗り換えを経験していますし、ある程度の知識がありましたので自分で調べて解決することができました。

この点は楽天さんに頑張って…としか言いようがないポイントです。

しっかりサポートが必要…と感じている人は楽天への乗り換えは避けた方がよさそうです。

後悔するかも…ポイント③:無料通話アプリ楽天リンクの評判が悪い

データ無制限と合わせて注目すべきポイントは、通話も完全無制限というサービスです。

通話に関してはどのキャリアもオプションで無料通話をつけることができ、完全無制限の無料通話をつけると1,000円を超えるオプション料金がかかるのが普通です。

これをオプション料金なしで完全無制限にしたキャリアは楽天モバイルが初めてです。

しかしこれを使うには

『楽天リンク』という専用アプリを使う必要があります。

 

この楽天リンクの評判が良くないのです。

最初にいったように楽天モバイルの電波はまだ安定していません。

楽天リンクはインターネットを使って行ういわゆるIP電話。

インターネットが安定していないと、通話が安定しません。

 

これも通話品質が悪くてわたしもなかなか使いませんでしたが、最近では電波状況の改善とともに安定してきていると実感しています。

最近では仕事の電話も楽天リンクで発信することが多くなりました。

特に問題なくつかえています。

このあたりの感じ方はけっこう個人差があるようなので、楽天リンクをメインで使うことを考えているかたはこういったリスクもあると覚えておいてください。

最近では楽天モバイルからも10分かけ放題オプションが開始されました。

月額1,100円(税込み)で通話無制限になります。

今まで無料通話は楽天リンクを利用するしかなかったので、楽天リンクの評判の悪さを受けてのオプション追加だと思います。

楽天モバイル10分かけ放題オプション

なぜ私は後悔せずに済んでいるのか?原因として考えられること。

あまり世間的に評判が良くない楽天モバイルに乗りかえて、なぜわたしが後悔せずに済んでいるのか?

いくつか原因としてこれかな…と思うものがありますので、ひとつづつ紹介していきたいと思います。

早めに自宅の周辺が楽天エリアになった。自宅から200mほどに楽天のアンテナがついた!

一番の原因はサービス開始から間もなくして、自宅とその周辺が楽天エリアに入ったことです。

楽天モバイルでは、楽天エリアと呼ばれる自社でアンテナを整備した地域ではデータが使い放題になります。

正確にはデータ利用量に応じて料金が変わる重量制なのですが、上限が2,980円になっていてそれ以上はデータをいくら利用しても料金があがりません。

私の自宅は埼玉県の南東部なんですが、サービス開始から半年ほどで楽天エリアになり、思ったよりアンテナの整備のスピードが早かったには驚きました。

そして大きかったのは近くの公園の中(直線距離で200mほど)に、楽天モバイルのアンテナが設置されたことです。

画像は実際の楽天モバイルのアンテナの写真です。

電柱タイプのアンテナの場合、上の方に送信部となるアンテナが3つついているのがお分かりいただけますでしょうか?

電柱のタイプのアンテナはみなこの形です。

近くに新しく建てられたアンテナがあったらチェックしてみてください。

さらに分かりやすい見分け方はアンテナ下部に取り付けられている蓄電池です。

ごていねいに楽天マークが書かれていますので、こちらもチェックしてみましょう。

こちらは調べてみたところ楽天マークがついていないものもあるようです。

必ずマークがついているというわけではないようですが、ほとんどのバッテリーにはついているようなので参考にしてみてください。

デュアルSIMでもう一枚SIMを他社で契約しているから

デュアルSIMって知っていますか?

ひとつのスマホに2枚のSIMカードをいれることができる機能です。

二つのキャリアを契約して状況に応じてSIMカードを使い分けるというものです。

『2枚もSIMカード契約したらお金もったいないじゃん。』

と感じられるかたもいらっしゃるかもしれませんが、安い価格で使い放題の環境を作るためにはデュアルSIMがおススメです。

楽天モバイルはまだ安定感という部分で大手にはかないません。

つながらない状況になっても、それは覚悟の上で契約しておく必要があります。

そのかわりわたしのように、アンテナが近くに設置されているなど良い環境の場合は上限2,980円で使い放題!と大変お得な状況を作り出せます。

さらにデュアルSIMでもう一枚安定した通信ができるSIMを契約しておけば、楽天モバイルの電波が届かない、安定しない場面ではそちらに切り替えて使うことができるのです。

逃げ道を作っておくイメージでしょうか。

実際確かに楽天の電波つかまねーな!

という場面はちょくちょくあります。

そういった場面ではこの2枚目のSIMが力を発揮してくれます。

『でも2枚もSIMを契約するのは料金的にもったいない』

そう感じる方もいるでしょう。

もちろん大手で2枚目を契約してしまうと割高の料金になってしまうので、もったいないかもしれません。

おススメなのは安くて安定感があると評判のキャリアです。

  • アハモ
  • ワイモバイル
  • UQモバイル

これらは大手キャリアと同じ通信回線を使っていながら低料金を実現しているおススメのキャリアです。

そこまでヘビーユーザーではないから

わたしのインターネッの使い方はそこまでヘビーではないのも、楽天への満足度に関係しています。

インターネットはニュースサイトのチェックとSNSのチェック、普段音楽を聴くことが多いのでYouTube Musicを契約しています。(外でオンラインで聴くこともあります。)

さらに通話に関しては楽天リンクを利用すると通話料がかかりません。

楽天モバイル以外の人にかけても料金がかからないのが楽天リンクの良いところ。

実は楽天リンク、サービス当初は通話が途切れたり、聞こえなくなっちゃたりかなり不安定でした。

でもアンテナの整備が進むにつれてかなり安定感が増してきて、今では仕事用の電話もかなり利用しています。

以前に比べて『聞こえない』といわれることはかなり少なくなりました。

オンラインゲームをずーっとしていたり、SNSに動画をアップロードしまくったりするのがヘビーユーザーと自分的には思っているので、使い方としては普通くらいでしょう。

わたしの環境と使い方にはマッチしていたといえます。

誰にでも当てハマる。即解約、選ばない方が良い条件!

どんな人でも楽天モバイルはやめておいた方が良い・契約しているなら解約した方が良いパターンがあります。

それが楽天モバイルがauとのパートナーエリア契約を解除する場合です。

パートナーエリアは2026年までにすべてのエリアで終了することが決まっているようです。

楽天も費用をかけてauにエリアを借りているのですから、自社アンテナでエリアが確保できればパートナーエリアを解消するのは当然のことです。

しかし注意すべきはまだ楽天エリアにプラチナバンドも割り当てられていないのに、パートナーエリアを解消した場合です。

地域ごとにカバー率70%を超えた時点でパートナーエリアの提供終了については、順次考えていくそうです。

実際2020年10月時点で、奈良・東京など一部の地域ではパートナーエリアの終了が行われました。

つながらない!という評判が多くあがり、解約者も多くでたようです。

まだプラチナバンドの配分がないのに、パートナーエリアを解消するというのは契約者を軽視するキャリアとしてはあり得ない行為です。

こういった情報があった際には迷わず楽天モバイルは解約したほうが良いでしょう。

正直、サービスの良しあしは使ってみないと分からない!

ここから私自身が楽天モバイルを使ってみた感想を紹介していきますが、正直このような通信回線については実際使ってみないと分からない!ということだけは覚えておいてください。

何を無責任な…と思われるでしょうが、これは同じ回線を利用していても人それぞれ速い・遅い、つながる・つながらないは感じ方が違うので当然です。

また私は自宅が埼玉県なのですが、例えば東京都心で使うのと、北海道で使うのと感じ方は違うと思いますし、時間帯や今いる建物の環境によっても違います。

 

実はわたしの自宅近くには楽天のアンテナがたったのです。

自宅から直線距離にして200mくらいのところ。

ちょうどリビングの方角側にたったので、生活しているうえで楽天エリアの恩恵を充分にうけることができる環境が整いました。

これは全くの偶然でラッキーでした。

最初に述べたようにこういった環境は人それぞれ違いが出てきてしまいます。

つながる状況にある人は楽天モバイルの使い放題の恩恵を受けやすいので、おススメといえるでしょう!

あとはそれぞれが契約してみたなら、使い勝手を確認してみて判断すれば良いことです。

これだけ設備が整っていないキャリアなので、当然お住まいの地域では電波が上手く届かない、パートナーエリアしかつながらなくて月5GBまでしか使えないという人もいるでしょう。

まだどんな人にでもおすすめできる内容ではありませんので、このあたりは個人の判断で…ということになってしまいます。

まとめ:楽天モバイルは今後の展開に大注目!

2年ほど楽天モバイルを使ってきた感想を、個人的ではありますがお伝えしました。

楽天モバイルがまだまだ不安定なことは、まぎれもない事実です!

わたしは安く使い放題のSIMを実現するのが目標なので、そのためには楽天モバイルは必要なSIMとなっています。

なんといってもデュアルSIMで、楽天モバイルが調子悪い時のSIMを用意しているので安心感もありつつ使い放題を満喫しています。

こんな使い方もあるんだ~くらいに参考になりましたら幸いです。